ヤクルト2軍 埼玉県戸田市から茨城県守谷市へ移転へ 26年度開業目標

[ 2022年4月16日 05:30 ]

ヤクルト2軍が移転する守谷市
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 ヤクルトは15日、埼玉県戸田市にある2軍施設の移転へ向け、茨城県守谷市と協議を進めると発表した。26年度の開業を目指し、江幡秀則球団専務は「土地は用意していただける方向で話が進んでいる」と説明した。

 きっかけは19年10月の台風19号による水害。荒川沿いにある現在の戸田球場は集中豪雨などで増水した際に球場全体が水没などの影響を受ける。施設や寮の老朽化、球場にスタンドの増設ができないことも要因となった。条件に適した土地を探す中で守谷市から誘致があった。常磐自動車道の守谷サービスエリアにスマートインターが新設される計画があり、都心へのアクセス面も問題ない。江幡専務は「茨城県にはプロ野球チームがないので、野球振興にも力を入れられる」と強調した。

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2022年4月16日のニュース