西武　2連勝で4位浮上！光成　6回1失点で4試合目で初白星、今季最速153キロも

パ・リーグ   西武6―1オリックス （ 2022年4月15日    京セラD ）

＜オ・西＞ヒーローインタビューを終え、ファンに手を振る高橋（撮影・後藤　大輝）
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　今季初白星の要因は「球威」。開幕から勝てなかった過去3試合で1球も150キロ超えがなかった西武・高橋は「最近で一番直球が良かった」と言った。象徴的だったのは初回2死一、二塁。杉本から今季最速の153キロで見逃し三振を奪った。

　首脳陣と話し合いフォームを修正した。疲労蓄積を防ぐためオフから小さくしていたテイクバックを元に戻した。150キロ台は計7球で6回1失点。2連勝で4位に浮上した辻監督も「（テイクバックの小さい投球フォームに）意地になっちゃいけない。チームのためだから」と変化を恐れない姿勢を称えた。

　右腕にはもう一つ変化があった。緑色のグラブを複数持っているが、心機一転で蛍光色のように明るいグラブを試合で初めて使用した。今季4試合目での初勝利。感想も「めっちゃ、うれしいです」と“ド直球”だった。（神田　佑）