西武・外崎が3カ月ぶりの復帰戦で中前打 久々の応援歌に喜び「気持ちも盛り上がる」

[ 2021年7月3日 20:57 ]

パ・リーグ   西武0ー8オリックス ( 2021年7月3日    メットライフD )

<西・オ>8回1死、中前安打を放つ外崎(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 西武の外崎修汰内野手(28)が、左腓骨骨折から3カ月ぶりに出場選手登録。試合前には通常のフリー打撃やティー打撃をこなし、守備では右翼や左翼で打球を受けた。

 試合はベンチスタートとなったが、8回から二塁の守備に就き、源田と二ゴロ併殺を完成させた。その裏1死から大歓声に迎えられ、復帰後初打席へ。カウント2│2からK│鈴木の151キロ直球を中前にはじき返した。

 以下、試合後の外崎のコメント

「手術後はとにかく不安でした。野球を観ることしかできなくて、モチベーションの維持も難しかったですし、プレーしているみんながうらやましかったです。もどかしくて、マイナスにマイナスに、と考えてしまいがちでしたね。ただ、3か月くらい時間があったので、打撃フォームを映像で見直したり、ウエートに励んだり、今の自分にできることは何かを考え、そこからやってきました。今日、守備で出た時、ファンのみなさんの拍手が予想以上で、本当にうれしかったです。打席で応援歌が流れるのも本当に久しぶり。やっぱりあれがあると気持ちも盛り上がりますね。ヒットを打った球種は真っすぐ。うまく打てましたし、いいところに飛んでくれました。前半戦、迷惑をかけてしまいましたが、その間チームは5割をキープするような位置で踏ん張ってくれていましたので、ここからは自分がチームに勢いをつけて、前半戦の分を取り返していきたいです」

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月3日のニュース