マーリンズの先発ロペスがわずか1球で降板 アクーニャJRへの死球でいきなり退場処分

[ 2021年7月3日 14:19 ]

わずか1球で退場処分となったマーリンズ先発のロペス(AP)
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 2日にアトランタ(ジョージア州)で行われたブレーブス戦に先発したマーリンズの右腕、パブロ・ロペス(25)がわずか1球で退場処分となった。先頭打者のロベルト・アクーニャJR(23)の左腕に初球をぶつけたもので、アンディ・フレッチャー球審(54)を含む審判団は協議の結果、これを「故意死球」と判断。10分間ほど抗議したドン・マッティングリー監督(60)と、メル・ストットルマイヤーJR投手コーチ(57)も退場となった。

 マーリンズは2018年8月15日のブレーブス戦でも先発のホセ・ウレーニャ(29=現タイガース)がアクーニャJRにいきなりぶつけて1球で退場。“前科”があったことが重視されたようだが、もともとアクーニャJRに対しては「インコース攻め」がバッテリーとしては基本だけに、ホルヘ・アルアファロ捕手(28)を含む野手陣も審判にクレームをつけていた。

 ブレーブスはこのあと、2番フレディー・フリーマン(31)のヒットと、3番オジー・アルビーズ(24)の犠飛で1点を先制。終わってみればマーリンズの投手陣にわずか2安打しか打てなかったが、それでも1―0で勝利。3連勝を飾って今季の成績は40勝41敗となり、敗れたマーリンズは34勝46敗となった。

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