ヤクルト・青木 “宝刀”でスランプ脱出 かつて自身も使用、侍後輩・村上のバットで2安打3打点

[ 2021年7月3日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9ー3中日 ( 2021年7月2日    バンテリンD )

<中・ヤ>勝利に貢献した青木は、ヒーローインタビューを終えスタンドのファンに手を振る(撮影・椎名 航)
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 ヤクルト・青木が「侍の宝刀」を抜いた。2―0の3回、柳から左中間適時二塁打。6回1死満塁では山本から左翼線2点二塁打し「最近打ててなかった。久しぶりにいい当たりだった」と振り返った。

 08年北京五輪にも出場した安打製造機。最近5試合で2安打に、気分転換を図り、村上の白木のバットを拝借した。自身が2年前まで使用していたのと同じモデル。現在は侍ジャパンに選出された後輩が愛用するかつての相棒で、2安打3打点をマーク。15安打9得点での連勝に貢献し、首位・阪神には4ゲーム差と迫った。

 これで日米通算2531安打。金本知憲の持つ大卒最多2539安打まで、あと8本だ。(青森 正宣)

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