鹿児島大会が開幕 武岡台・エース仮屋が開幕カードで投打に躍動

[ 2021年7月3日 16:09 ]

第103回全国高等学校野球選手権 鹿児島大会1回戦   武岡台6―0加治木 ( 2021年7月3日    鹿児島・鴨池市民球場 )

<武岡台・加治木>2点適時二塁打を放ちガッツポーズする武岡台の仮屋
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 鹿児島大会が開幕し、武岡台が鴨池市民球場のオープニングカードを制した。

 先発したエース右腕の仮屋航平投手(3年)が9安打されたが、直球とスライダーを中心に粘り強い投球で公式戦初完封。8回1死では右足がつるアクシデントもあったが、投げきった。「ランナーが出てもホームさえ踏ませず抑えればいいと思って投げた」と振り返った。

 仮屋は2点リードの5回に右中間へ2点適時二塁打を放ち、力強くガッツポーズするなど、打者としても躍動した。浜涯聡監督は「エースの自覚を持って投げてくれた。タイムリーも大きかった」と仮屋の活躍を称えた。

 武岡台は昨秋、今春と県大会は初戦敗退。今夏はチーム内で「一番最初に試合をして、一番長い夏にしよう」と声をかけ合い開幕戦に臨んだという。次戦はシード校の鹿屋中央と対戦する。仮屋は「絶対に倒したい」と意気込んだ。

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2021年7月3日のニュース