大谷　球宴二刀流に前向き　DH選出での登板に懸念も「もちろん投げてほしいと言われれば投げる」

オリオールズ戦前にオンライン会見に臨む大谷

　大リーグ機構（MLB）は2日（日本時間3日）、6月の月間MVPを発表し、ア・リーグ野手部門で自己最多の月間13本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平投手（26）がメジャー4年目で初めて選出された。大谷は打者で25試合に出場し、打率・309、23打点、4盗塁。投手では5試合で2勝0敗、防御率4・94と、投打二刀流で活躍した。

　大谷は試合前に会見。球宴での二刀流出場に関して、エンゼルスのマドン監督はア・リーグを率いるキャッシュ監督（レイズ）に判断を任せるとしたことについて、自身の考えを聞かれ「できないなと思うことはない。ただ、選出がDHなので、そこで投げることが適切なのかどうかはわからないですし、僕から他の監督に言うことはない」とした上で「もちろん投げてほしいと言われれば投げると思う。僕から何か、ということはないかなと思います」と話した。