大谷にオリオールズ指揮官もお手上げ「ほとんど彼一人にやられた。現在地球上で最もホットな打者だ」

ア・リーグ   エンゼルス8ー7オリオールズ （ 2021年7月2日    アナハイム ）

サヨナラのホームに突入する大谷
Photo By ＡＰ

　エンゼルスの大谷翔平投手（26）が2日（日本時間3日）、本拠地でのオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2、第3打席で2打席連発。9回には走塁でも魅せて、サヨナラ勝ちに貢献した。エンゼルスは8－7でオリオールズを下し、連勝した。

　オリオールズのハイド監督は「ほとんど彼一人にやられたよ。現在地球上で最もホットな打者だ」と脱帽。「大きな本塁打を打つし、歩かせたら二塁に走られる…。卓越したスピードとパワーを持っている」とお手上げ状態だったことを明かした。

　大谷は初回の第1打席は二飛。3回の第2打席は29号右越えソロ、4回の第3打席では30号の左越え逆転2ランを放った。さらに、7－7の同点で迎えた9回。1死から四球で出塁すると、次打者レンドンの打席で二盗に成功した。さらに4番・ウォルシュの右前打で一気に本塁へスライディングし、サヨナラ勝ちを決めた。