大谷がメジャー初の月間MVPを受賞 日本人野手3人目 6月はア・リーグ最多の13本塁打

[ 2021年7月3日 06:13 ]

エンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が2日(日本時間3日)、6月度のア・リーグ野手部門で月間MVPに選出された。メジャー移籍後は自身初。日本人野手の月間MVP獲得は04年8月のイチロー(マリナーズ)、07年7月の松井秀喜(ヤンキース)に続き3人目となった。

 大谷は6月、打率・309、13本塁打の成績を残し、出塁率・423、長打率・889、OPS1・312をマーク。投手としては5試合に投げて2勝を挙げ、3度のクオリティースタートがあった。

 ナ・リーグ野手の月間MVPはナショナルズのカイル・シュワーバー外野手が受賞した。

 日本投手の月間MVPは過去に野茂英雄(ドジャース)が2回(95年6月、96年9月)、伊良部秀輝(ヤンキース)が2回(98年5月、99年7月)、田中将大(ヤンキース)が1回(14年5月)、ダルビッシュ有(カブス)が1回(20年7・8月)受賞している。

◇日本人選手の月間MVP
▽95年6月 野茂英雄(ドジャース)2完封含む6勝、防御率0・89

▽96年9月 野茂英雄(ドジャース)ノーヒッター含む3勝1敗、防御率2・03

▽98年5月 伊良部秀樹(ヤンキース)1完封含む4勝1敗、防御率1・44

▽99年7月 伊良部秀樹(ヤンキース)4勝、防御率2・64

▽04年8月 イチロー(マリナーズ)打率・463、4本塁打、15打点

▽07年7月 松井秀喜(ヤンキース)打率・345、13本塁打、28打点

▽14年5月 田中将大(ヤンキース)5勝1敗、防御率1・88

▽20年7、8月 ダルビッシュ有(カブス)6勝1敗、防御率1・47

▽21年6月 大谷翔平(エンゼルス)打率・309、13本塁打、23打点

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2021年7月3日のニュース