日本ハム・上沢　今季最多失点タイの4回6失点で降板　初回からコントロールに苦しむ

パ・リーグ   日本ハムーソフトバンク （ 2021年7月3日    那覇 ）

4回、マウンド上で厳しい表情の上沢（撮影・岡田　丈靖）
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　日本ハムの上沢直之投手（27）が3日のソフトバンク戦に登板し、4回3安打6与四球で今季最多失点タイとなる6失点で降板した。

　今季7勝目を目指して先発マウンドに上がった上沢。しかし初回からコントロールに苦しんだ。先頭の三森、柳田と連続四球を許し、続く中村晃に一犠打を決められて1死二、三塁で栗原に右前適時打を浴びていきなり2点を失った。2回も先頭の甲斐に中安を打たれ、谷川原に四球を許し、今宮には投犠打を決められて1死二、三塁と初回に続きピンチを背負う。続く三森の投野選で1点失い、さらに柳田の遊ゴロの間に三塁走者が生還してこの回も2点を失った。

　3回は三者凡退に抑えたが、4回も先頭の谷川原に四球を許し、その後2死三塁で柳田にも四球を許し二盗も決められて2死二、三塁で中村晃にライトフェンス直撃の適時二塁打を浴びて2点を失った。上沢は4回94球を投げて、3安打6与四球6失点で降板し、5回から公文が2番手としてマウンドに上がった。

　1試合6失点は3月26日開幕戦の楽天戦（楽天生命パーク）以来となる今季最多失点タイとなった。

▼上沢　今日はほぼ全てのボールを操ることができませんでした。立ち直るポイントを探しながら投げていましたが、最後まで見つからず、ずるずると行ってしまいました。何もいいところがない投球になってしまい、チームに申し訳ない気持ちです。