落合博満氏「選手の本能です」 二刀流フル回転のエンゼルス・大谷に「休むことは勧めない」理由とは?

[ 2021年6月15日 23:14 ]

落合博満氏
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 元中日監督で野球解説者の落合博満氏(67)が15日放送のNHK「クローズアップ現代+」(火~木曜後10・00)に出演し、今季、二刀流で目覚ましい活躍を見せているエンゼルスの大谷翔平投手(26)についてコメントした。

 今季の大谷について「体の状態がいいっていうことが大前提」とし、「楽しそうにやっている。そこが一番なんじゃないかと思います」と感想を口にした落合氏。大谷の打撃フォームについて「バックスイングに入るときに、去年までは右肩が内側に入っていた。今年は右肩が中にあまり入らなくなった」と変化を指摘し、それが今季の好調につながっていると語った。

 二刀流としてフル回転し、今季ここまでで休養したのは2試合のみ。番組ではエンゼルスのマドン監督やミナシアンGMのコメントとして“1試合でも多く出場したい”という本人の意思が尊重されていることが紹介された。

 落合氏はこれについて「当然だと思います。本人は二刀流を目指してアメリカに渡ったわけですから。バッターだけでもダメ、ピッチャーだけでもダメなんです。両方やって初めて自分の思い描いている野球スタイルが確立できる」とし、故障以外なら「いくら状態が悪くても“大丈夫です、行きます”っていうのが選手の本能です」と断言。

 けがの心配については「けがは付き物なので、不慮の事故として割り切らなきゃいけない」と話した落合氏。「気を遣って(試合を)休ませると、休み癖がついて逆に疲労感が抜けなくなることもある」とし、大谷にも「休むことは勧めません、私は」とキッパリ。「1年終わってからの結果で精査することであって、今論ずることではないと思います」と続けた。

 最後に、大谷に求めることを問われ、「結果で左右されないで、一日一日楽しく野球できれば、それが結果として一番いい方向に出てくるんだろうと思います」と話していた。

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