ロッテ、加藤翔平トレードの背景 飽和状態の外野陣で出場機会恵まれず

[ 2021年6月15日 13:52 ]

ロッテ・加藤翔平
Photo By スポニチ

 ロッテ・加藤翔平外野手(30)と中日・加藤匠馬捕手(29)の交換トレードが成立した。正式発表はこれからだが、その背景には、ロッテの外野陣が飽和状態にあることが大きく関係している。

 本塁打争いでリーグトップを独走するマーティン、俊足で打率も出塁率も高い荻野のレギュラーは動かせない。さらに今季は、首位打者2度の実績を誇る角中も元気いっぱいで、交流戦では4番も務めるほどだ。

 キャリア十分のレギュラー陣以外にも、藤原、高部、和田と次世代を担う俊足の外野手も控えている。さらには昨季FA移籍で加入した福田秀、菅野、岡の存在もある。

 昨季2軍で打率・345をマークし、首位打者にも輝いた加藤翔平は、若手でもなければ、レギュラーでもない。30歳の中堅として、微妙な立ち位置だった。

 昨季は2軍で安定した打棒を発揮しながらも、1軍では打率3割を残しながらも、わずか22試合出場。今季もここまで20試合出場にとどまっていた。

 貴重なスイッチヒッターで、俊足も健在。打撃もしぶとく、このまま2軍で置いておくには、もったいない存在といえた。

 前日には有吉と国吉で、DeNAとの交換トレードを発表したばかり。ここ数年の有吉の先発機会を考えたことも理由だったように、今回も移籍することで加藤翔平の出場機会が増えてほしいと球団サイドは願ったものといえた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「稲葉篤紀」特集記事

2021年6月15日のニュース