大谷「2番・DH」で3試合ぶりスタメン 球宴“二刀流”への期待 指揮官「反対するつもりない」

[ 2021年6月15日 10:37 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は14日(日本時間15日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「2番・DH」で出場する。スタメンに名を連ねるのは3試合ぶり。8日(同9日)のロイヤルズ戦以来、5試合ぶりの18号本塁打が出るかが注目される。

 大谷はこの日、大リーグ機構(MLB)が発表したオールスター戦のファン投票の第1回中間結果でア・リーグのDH部門で52万6608票を得てトップに立った。一部の地元メディアからは打者としてだけではなく、投手としても出場し“夢の球宴”の舞台でも“二刀流”が期待されている。

 これについて14日の試合前に問われたエンゼルスのマドン監督は、「素晴らしいよ。日程にもよるが、(投げるとしても)1イニングだけだからね。彼ができるというなら反対するつもりはない。これまでのイニング数、投球数なども問題ないし、オールスターまでに劇的に増えることもないだろう。彼は稀有な参加者になるのだから、自身がどう感じるか次第だ」と基本的に前向きなコメントを残した。

 その一方で、ホームラン競争の出場に関しては、「他の人たちほど反対派ではないけど、長引きすぎるのが好きではない。もっと良い方法があると思う。ヘトヘトになってしまう」と含みのある発言。それでも「彼にどう思うか聞いてみたい。正直に答えてくれるだろう。無理に出すものでも、出さないものでもない」と続け、最終的には大谷の意思を尊重する意向のようだ。

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2021年6月15日のニュース