広島守護神・栗林 奪三振率は驚異の14・05 デビュー23戦目プロ初失点から中1日、3者連続K締め

[ 2021年6月15日 22:22 ]

交流戦   広島5―3西武 ( 2021年6月15日    マツダ )

 広島のドラフト1位ルーキー右腕・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)が西武戦(マツダ)の9回に3番手として登板。3者連続三振に打ち取ってチームの8連敗(2分け挟む)ストップに貢献するとともに、2009年以来12年ぶり2度目となるセ・リーグの交流戦勝ち越し決定をもたらした。

 デビュー23試合目となった13日のオリックス戦(京セラD)でサヨナラ負けを喫し、プロ初失点&初黒星。そこから中1日となったこの日は宇草の2号2ランで5―3と勝ち越した直後の9回に登板すると、代打・柘植を外角高めの149キロ直球で見逃し三振に仕留め、代打・メヒアはフォークで空振り三振。最後は金子もフォークで空振り三振に打ち取り、12球で3者連続三振に斬って取り、チームに6月2日以来13日ぶりとなる勝利をもたらした。

 これで、栗林の今季成績はすべてリリーフで24試合に登板して0勝1敗12セーブ、防御率0・37(24回1/3で9安打1失点自責1)。奪三振は38個を数え、三振奪取率は驚異の14・05となった。

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2021年6月15日のニュース