Honda　強心臓ルーキー片山「プレッシャーより投げられる喜び大きかった」

社会人野球・第46回日本選手権関東代表決定戦   Honda6―1鷺宮製作所 （ 2021年6月3日    太田 ）

＜日本選手権関東代表決定戦　Honda・鷺宮製作所＞鷺宮製作所打線を8回6安打1失点に抑えたHondaのルーキー片山
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　昨季都市対抗覇者のHondaが4大会連続23度目の日本選手権出場を決めた。

　立役者は鷺宮製作所を8回6安打1失点に抑えた桐蔭横浜大卒のルーキー・片山皓心（ひろみ、22）だ。

　「右（打者）にも左にもインコースを突くことができた」。

　大一番の先発は昨日、木村龍治投手コーチから告げられた。「プレッシャーはもちろんあったけど、投げられる喜びの方が大きかった」。日本一連覇をかけた京セラドームの本大会にも「ボクは日本一を経験してないんで…。ノビノビ投げられると思います」と言ってのけた。

　強心臓左腕に、開田成幸監督は「8回にも145キロ出ていたし、素晴らしい」と頼もしそうな視線を送った。

　片山にとっては高校（日立第一）大学を通じ、初の全国舞台ながら「楽しみです」と目を輝かせた。