6月2日は巨人・岡本「4番記念日」!初大役から1096日目に逆転V打

[ 2021年6月3日 05:30 ]

交流戦   巨人4―3西武 ( 2021年6月2日    東京D )

<巨・西>ヒーローインタビューを終え、微笑みながらガッツポーズする岡本和(撮影・木村 揚輔)
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 チームを勝利に導く。それが4番の仕事だ。巨人・岡本和が5回に左前へ逆転の2点打。3連打で1点差に迫った5回2死満塁で流れに乗って快音を響かせ「どんな形でもいい。チームに点が入ればいいので当たりは良くなかったですけど、いいところに転がってくれた」と胸を張った。

 今月30日は25歳の誕生日だが、この日は「4番記念日」だった。18年6月2日に第89代4番に就任。それから1096日が経過し、現在は不動の4番だ。原監督ら首脳陣、坂本ら先輩らの助言もあって現在も主砲として成長を続ける。「あの時は4番を打つとも思ってもなかったし試合に出ることでいっぱいいっぱいだった」と遠い目をして振り返った。

 48打点はリーグトップを独走する。年間127打点ペースに「皆さんがチャンスで回してくれるので、何とかしようと思っている結果が今につながっていると思う」と周囲に感謝する。1日に球団史上7人目の4番として100号に到達。記念球には原監督の「その時の気持ちを書いた」というメッセージ入りだが「ちゃんと見ていないので覚えてないです」とはぐらかした。

 依然、首位の阪神とは4ゲーム差ある。だから決して一喜一憂はしない。「これからも継続して打てるようにしていきたいです」と岡本和。頭にあるのは、チームをリーグ3連覇に導くことだけだ。(小野寺 大)

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