巨人・炭谷が“鳥肌もの”一発 自身の人的補償で西武へ移籍した内海の登場曲で打席へ、初球を1号2ラン

[ 2021年6月3日 18:30 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2021年6月3日    東京D )

<巨・西3>2回無死一塁、内海(左)から右越え2点本塁打を放つ炭谷(撮影・木村 揚輔)
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 巨人・炭谷銀仁朗捕手(33)が“鳥肌もの”の演出付きで、今季初本塁打をマークした。

 古巣・西武との対戦となったこの日の試合。相手の先発マウンドには、炭谷が2018年オフに巨人へFA移籍した際の人的補償として西武に移籍した内海哲也投手(39)が上がっていた。

 そして、1―0で迎えた2回、無死一塁で「8番・捕手」として先発出場していた炭谷が打席へ。すると、場内には内海の巨人時代の登場曲が流れた。ニクい演出に騒然となる球場。その直後、内海が投じた初球の外寄りツーシームを炭谷が右翼スタンドへ叩き込んだ。炭谷にとって、これが48打席目にして待望の今季1号。最大限の敬意を示した相手、内海から2ランを放ってベンチに戻ると、笑顔のチームメートに出迎えられた。

 なお、元巨人エースの内海はこれが今季初登板。東京ドームのマウンドに上がるのは巨人時代の18年8月28日に行われた広島戦以来1010日ぶりとなったが、2回5安打4四球3失点で降板している。

 ▼巨人・炭谷 打ったのはツーシームです。ライト前をイメージしてコンパクトに打ちにいきました。次につなぐ意識でしたが最高の結果になりました。

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2021年6月3日のニュース