巨人・畠 プロ初セーブまであと1死から2点失い、痛恨のドロー決着 守護神デラロサの代わりに登板も…

[ 2021年6月3日 21:46 ]

交流戦   巨人4―4西武 ( 2021年6月3日    東京D )

<巨・西3>9回2死満塁、栗山(左)に同点2点適時打を浴びる畠(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の畠世周投手(27)が2点差での勝利まであと1死と迫りながら西武打線に打ち込まれ、プロ5年目での初セーブを逃した。

 畠は4―2で迎えた9回、不在の守護神デラロサの代わりに抑え役として登板。先頭のスパンジェンバーグをいきなり四球で塁に出すと、代打・メヒア、代打・岡田を抑えて2死一塁までこぎ着けたものの、岸に左前打された後、6回に先発サンチェスから特大8号ソロを放っている森に四球を与えて満塁とピンチを広げた。ここで打席に迎えたのは37歳のベテラン、栗山。カウント2―2からの5球目、真ん中低めカットボールを中前に弾き返され、一気に走者2人の本塁生還を許して4―4の同点とされた。

 畠は先発した5月28日のソフトバンク戦(ペイペイD)で栗原、バレンティン、柳田に3本塁打を浴びて3回5失点KOされ、中継ぎに配置転換。先発から中3日でリリーフ登板した1日は西武の打者5人から4三振を奪う無安打無失点の力投を見せ、前夜も1三振を奪っての無安打無失点投球を披露した。1日は4回途中、2日は6回での登板。この日は1日の初戦で3点差の9回に3点を失って追いつかれ翌2日に登録抹消となった守護神デラロサに代わり、満を持しての最終回登板だったが、1回で打者7人に対して26球を投げ、2安打2失点という投球内容だった。

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2021年6月3日のニュース