大腸がんで腹水…入院発表の大島康徳さん「頑張るしかない!頑張りますよ」

[ 2021年6月3日 21:20 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
Photo By スポニチ

 ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表し、3日に入院したことを明かした元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん(70)が同日、自身のブログを更新。「攻めの治療を望んだ、とご理解下さい。なのであまりご心配なきように」とファンにメッセージを発信した。

 大島さんはこの日のブログで「入院することになりました。部屋が確保できてラッキーでした。まだ部屋に入ったばかりでバタバタしています」と報告。「少しお時間をいただき書類の記入を済ませ先生からのご説明も受けて落ち着きましたらまた改めてご報告させて頂きます」としていたが、その後再び更新したブログで「今回の入院は腹水の治療が目的です」と明かし「今日は、検査を行い希望する治療が可能かどうか?先生にご判断いただきOKならば明日から始まります」としていた。

 そして、さらに更新したブログでは「検査結果が出まして明日腹水の治療を受けることが決まりました」と改めて報告。「お腹にプチっと針を刺しての検査でしたがこういうのは私、全然平気なのです。仕事柄こういう処置には慣れていますのでね(笑)」と明るくつづった上で「明日は一日がかりになるのかな?いずれにせよ頑張るしかない!頑張りますよ」と前向きな言葉を続けた。

 そして、「体調が悪くなったからという入院ではなく今後のことも考えて薬の効果を待つよりも攻めの治療を望んだ、とご理解下さい。なのであまりご心配なきように」とファンにメッセージ。「とは言っても…無理なお願いですよね。ご心配をおかけし申し訳ありません」と謝罪した上で、この日お昼に食べた病院食の写真も掲載し「今回の入院は、個室。贅沢させて頂いちゃいました」と最後まで明るい発信となった。

 現役時代に中日、日本ハムでプレーした大島さんは2002年まで3年間に渡って日本ハム監督を経験。17年2月にステージ4の大腸がんを患っていることを公表し、今年5月29日にはブログで腹水がたまっていることを公表していた。

続きを表示

2021年6月3日のニュース