粘りの阪神・アルカンタラは7回3失点 過去2度失点の「鬼門」6回はゼロで切り抜けた

[ 2021年6月3日 20:27 ]

交流戦   阪神ーオリックス ( 2021年6月3日    甲子園 )

<神・オ(3)>力投した阪神・アルカンタラ(撮影・北條 貴史)
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 阪神の先発・アルカンタラは今季最長の7回を8安打3失点と粘投した。

 「全体的には悪くなかったと思う。決してベストな投球ではなかったけど、何とかチームに貢献することができた」

 3回まではパーフェクト投球も、後半は苦しい投球が続いた。4回1死二、三塁で杉本に適時打を浴びると、なおも1死一、三塁からT―岡田に犠飛を許し2失点。それでも、紅林を三ゴロに退けてリードは死守したものの、5回2死二塁から福田に適時打を浴びて同点を許した。

 “鬼門”は克服した。6回は先頭から連打されて無死一、二塁のピンチを背負うも、T―岡田を152キロ直球で空振り三振。後続を右飛、三ゴロで勝ち越しは許さず。ここまで2試合登板はともに6回に失点していたが、無失点で切り抜けた。

 7回は1死から連打を許しながらも宗を左飛、吉田正をフルカウントから三邪飛に打ち取り、7回の打席で代打を送られて降板。今季最多の100球を投げ抜いた。

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2021年6月3日のニュース