巨人・サンチェス 6回途中1失点、今季5勝目の権利得て降板 森に特大弾浴びるも大江が好リリーフ

[ 2021年6月3日 19:52 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2021年6月3日    東京D )

<巨・西3>6回無死、森に右越えソロ本塁打を浴びたサンチェス(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人の来日2年目右腕、エンジェル・サンチェス投手(31)が交流戦初勝利を懸けて西武戦(東京D)に初登板初先発。6回途中7安打1失点で、勝利投手の権利を得て降板した。

 初回に2安打を許して1死一、二塁のピンチを招いたが、山川をスプリットで空振り三振に仕留めると、呉念庭(ウーネンティン)は中飛に抑えて無失点。すると、味方打線はその裏、中島の中前適時打で先制し、2回にはバッテリーを組む炭谷の1号2ラン、5回には中島の3号ソロと着実に加点して4点リードを奪った。

 そして4―0で迎えた6回、サンチェスは先頭・森に右翼スタンド上段へ飛び込む特大8号ソロを被弾。さらに2死二、三塁のピンチを招くと、ここで降板となった。なお、ここでサンチェスをリリーフした2番手左腕・大江がスパンジェンバーグを空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けている。

 サンチェスの投球内容は5回2/3で打者24人に対して97球を投げ、7安打1失点。7三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 5月に入って無傷の3連勝中と好調だったが、交流戦初登板となった5月29日のソフトバンク戦(ペイペイD)では柳田、長谷川の2者連続弾を含む4発を被弾。5回途中7安打7失点でKOされ、今季3敗目を喫していた。

続きを表示

2021年6月3日のニュース