広島・菊池涼 二塁手史上初の守備率10割に王手!開幕106試合、503守備機会ノーエラー

[ 2020年11月10日 20:22 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2020年11月10日    神宮 )

<ヤ・広>6回無死、上田の二ゴロを処理する菊池(撮影・会津 智海)
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 広島の菊池涼介内野手(30)が10日に行われたヤクルト戦(神宮)に「8番・二塁」で先発出場し、ノーエラーのまま7回攻撃中に交代。二塁手として史上初のシーズン無失策、守備率10割達成に王手をかけた。

 菊池涼は10月15日の巨人戦で6度あった守備機会を4補殺、2刺殺の無失策で終え、開幕から91試合ノーエラー。和田豊(阪神)が1993年4月10日の中日戦から9月9日のヤクルト戦までマークした同一シーズン432連続守備機会無失策を27年ぶりに更新する434とし、セ・リーグ新記録を達成した。試合前までにその記録を501まで伸ばしており、今季106試合目の出場となったこの日も2回の二飛、6回の二ゴロと2度の守備機会をノーエラー。7回の第4打席で右越え二塁打を放って3打数2安打とすると、ここで代走・上本が出てベンチへ下がった。残すは本拠マツダで中日と対戦する11日の今季最終戦1試合のみ。中日戦もノーエラー、もしくは欠場すれば史上初の偉業達成となる。

 なお、二塁手のシーズン最高守備率は1987年高木豊(大洋)、1994年白井一幸(日本ハム)が記録した・997(失策はともに2)で、一塁手以外の内野手でシーズン無失策は過去に例がない。

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