巨人 ドラ2東海大・山崎に指名あいさつ 原監督は「再来年ローテで2ケタ」と期待

[ 2020年11月10日 15:20 ]

巨人からの指名あいさつを終え「ケガ完治」と掲げる東海大・山崎(撮影・会津 智海)
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 巨人からドラフト2位指名された東海大・山崎伊織投手(22)が10日、平塚市の同大施設で巨人・大塚淳弘球団副代表らから指名あいさつを受けた。

 最速153キロ右腕は「指名された時は実感なかったけど、自分はプロになるんだと実感が沸いてきました」と笑顔で切り出すと「真っ直ぐと変化球のキレだけでなく、けん制やフィールディングも得意。完成度は高いと思っています」と自己アピールした。今年6月に右肘側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、現在はリハビリとしてネットスローを行っている段階だが、巨人は将来の柱に、と期待している。

 「ケガしなければ12球団とも3本の指に入る評価だった。来年のドラフト1位を2人獲得できたと考えてます」と大塚副代表。通常なら復帰まで1年半はかかるが回復状況はすこぶる順調だけに、同副代表は「来年はリハビリに充ててもらって、再来年ローテーションで2ケタ勝てると原監督とも言っています」と長期的なプランを示した。

 兵庫県出身ながら幼少時からの巨人ファン。「おじいちゃんも巨人ファンだったし、家のテレビは巨人がついてました」と山崎。明石市立人丸小時代には東京ドームに2回、足を運んだという。あこがれの選手は大先輩の菅野智之投手(31)だ。「日本を代表する投手。野球のことを一から聞きたい」と目を輝かせた。

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2020年11月10日のニュース