“岩より固い信念で”阪神・岩貞&岩崎 無失点で球児へバトン「ゼロに抑えて、つなぐ以外ない」

[ 2020年11月10日 05:30 ]

<阪神 全体練習> ポール間を走る岩貞(右) (撮影・平嶋 理子)                                                           
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 今までの感謝はマウンドで体現する。阪神の岩貞と岩崎はゼロでつないで、9回の藤川へとバトンを届ける。

 「ゼロに抑えて、つなぐ以外はないと思うので。他に何を意識するとかはなくて、ブルペンから全力で。1球目から投げられるような状態で出ていきたいと思う」

 今季、先発から中継ぎ転向した岩貞は、開幕前に藤川から右足の使い方など、フォームの助言を授かった。悩んでいた球威の弱さが改善。ここまで29試合に救援し、勝利の方程式の一角として8ホールドを挙げるなど、飛躍につなげた。先輩でもあり、恩人でもある背番号22に、快投を披露することが恩返しとなる。

 岩崎も藤川の背中を追ってきた一人だ。「試合を読む力、打者もよく観察している」。観察眼の鋭さに驚かされ、その都度、生きた教材とした。9月3日のヤクルト戦ではプロ初セーブ。いまも「緊張した」と振り返るが、試合後には連絡を受け精神的な面でも支えてもらった。

 「どういう思いになるか分からないですが、最後まで一緒にいる時間を大切にしたい」

 ブルペンで当たり前に見ていた光景も、今日でいったん終止符が打たれる。有終の美を飾ってもらうためにも、“岩岩コンビ”が力の限り腕を振る。(長谷川 凡記)

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