阪神・藤浪 球児への思い明かす「投手なら一度は夢見る」 11日先発もセレモニー最後まで参加

[ 2020年11月10日 05:30 ]

<阪神練習>藤浪(右)と笑顔で言葉をかわす藤川(撮影・北條 貴史)
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 阪神の藤浪が9日、引退試合に臨む藤川への思いを明かした。

 「子どもの頃から見ていた憧れの一人ですし、あれだけ直球で押せる投手というのは投手ならみんな一度は夢見るような選手。ロマンを体現したような方なので、引退されて一つの時代が変わると思うと、寂しい」

 グラウンドの内外を問わず、これまでも積極的に助言を求めてきた。9月下旬に中継ぎに転向してからは、ブルペン待機中にもコミュニケーションを重ねた。10月19日のヤクルト戦では自己最速の162キロを計測。シーズン終盤で、成長の跡を示した。

 11日のDeNA戦に先発予定だが、引退セレモニーに最後まで参加する予定。憧れてきた背番号22を送り出し、今季最終戦への力に変えていく。

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2020年11月10日のニュース