楽天・涌井 史上初の3球団で最多勝 パ・リーグ表彰選手が決定

[ 2020年11月10日 05:30 ]

楽天・涌井
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 楽天・涌井は史上初となる3球団での最多勝という偉業を成し遂げた。移籍1年目の今季はローテーションの柱として11勝4敗、防御率3・60。最多勝は西武時代の07、09年、ロッテ時代の15年にも獲得しており「楽天でも最多勝を獲れて素直にうれしいし自信になった」と喜んだ。

 ○…涌井(楽)が西武時代の07、09年、ロッテ時代の15年に次ぎ4度目となる最多勝を獲得した。2球団で最多勝は過去6人いたが、3球団は涌井が初めて。また、最多勝を4度はスタルヒン(巨、大映)の6度を筆頭に歴代3位タイの獲得数。パでは稲尾和久(西鉄)、野茂英雄(近鉄)に並ぶ最多回数になった。

 ▼オリックス吉田正(首位打者で自身初タイトル)リスペクトする選手たちと高いレベルで争った初めてのタイトルをうれしく思う。さらなる高みを目指し、勝利に貢献する打撃ができるように頑張ります。
 ▼ソフトバンク柳田(初の最多安打)秋山翔吾(17、18、19年に獲得)だな、という印象。最後まで試合に出られた、ご褒美かな。サイコー、最高級のうれしさ。
 ▼楽天浅村(自身初の本塁打王)自分でもびっくり。縁がないタイトルだと思っていたので、自分を褒めてあげたい。
 ▼日本ハム近藤(2年連続の最高出塁率)自分の長所であるところのタイトルなので、一番になれたことはうれしく思う。
 ▼ソフトバンク千賀(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠)今年は難しいと思っていたので驚きが大きい。周りがいいプレーをしてくれたことに感謝です。
 ▼オリックス山本(最多奪三振)不調の時期もありましたが、自分を見つめ直して一つ一つ積み重ねてきたことが、今年の成績につながってくれたと思います。
 ▼西武増田(自身初の最多セーブ)周りの皆さんのおかげで獲ることができた賞。ファンの温かい拍手も後押しになりました。
 ▼ソフトバンクモイネロ(最優秀中継ぎ投手で初タイトル)これを目標にする人もいる中、自分が獲れた。結果に関してはうれしいです。

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