NPB「特例2020」来季も継続 ベンチ入り人数や1軍登録枠など 選手会と事務折衝

[ 2020年11月10日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が9日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス対策として拡大されたベンチ入り人数や1軍登録枠、外国人選手枠、入れ替えを柔軟に行えるようにする「特例2020」などの措置を、来季も継続する方針がNPB側から伝えられた。選手会が要望した契約更改での一律減額を求めないことについては、「一律の減俸をする球団はない」との回答があった。

 また、いわゆる「田沢ルール」の撤廃を受け、直接大リーグ入りし活躍した選手のNPB球団との契約に、ドラフト指名が必要な点についての議論も交わされた。選手会の森忠仁事務局長は「“問題意識というのはある”という回答にとどまっている」と話した。

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2020年11月10日のニュース