巨人育成11位の創価大・保科が躍動 水野参与「支配下ではなくレギュラーを」

[ 2020年11月10日 13:39 ]

第16回関東地区大学野球選手権大会 準々決勝   創価大8―3国際武道大 ( 2020年11月10日    横浜 )

<創価大・国際武道大>第2打席で適時打を放つ創価大・保科外野手(撮影・柳内 遼平)
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 第16回関東地区大学野球選手権大会は10日、横浜スタジアムで準々決勝が行われた。創価大(東京新大学野球連盟1位)が8―3で国際武道大(千葉県大学野球連盟2位)を下し、準決勝に駒を進めた。今大会は「横浜市長杯」の名称で知られ、毎年上位2校が明治神宮大会に出場するが、今秋の同大会はコロナ禍で中止が決定している。

 巨人から育成ドラフト11位指名を受けた創価大の保科広一外野手(4年)が4打数3安打3打点、2盗塁とチームをけん引し、勝利に導いた。初回に左前打で出塁すると、二盗、三盗を決め、4番・藤原魁の中前適時打で先制のホームを踏んだ。第2打席は中前適時打、第4打席は右翼線へ2点適時二塁打を放った。「初戦が一番のヤマ場。全員野球で勝とうと思っていた。自分の中では良い仕事ができたと思う。指名された選手ということでマークされているのも感じるが、良い刺激になっている」と話した。

 躍動ぶりに視察した巨人・水野雄仁スカウト部参与は「スピードがあるし、肩も良い。バッティングを確実なものにして、支配下契約ではなく、レギュラーを目指してほしい。楽しみにしています」と期待をかけた。

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2020年11月10日のニュース