ヤクルト奥川に“洗礼”広島の反応は…　誠也「間違いなくいい投手」佐々岡監督「来年必ず出てくる」

セ・リーグ   ヤクルト3―7広島 （ 2020年11月10日    神宮 ）

＜ヤ・広＞2回2死、鈴木誠（右）に左前打を浴びた奥川（撮影・島崎忠彦）
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　ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手（19）がプロ初登板初先発し、3回途中9安打5失点と“プロの洗礼”を浴びた。

　猛攻を仕掛けた側の広島は、結果とは裏腹に来季に向けて警戒心を強めた。

　奥川のプロ1人目の対戦相手となり、2安打を放った鈴木誠は、「いい投手なのは間違いないですし、来年、再来年出てくるな…と思う」と振り返った。

　1打席目は全5球、直球勝負だった。「奥川君も直球で勝負してくると思ったので、それに応えて自分のスイングができればと思った。最初に打てていい思い出になった」。意気に感じながらの強振だった。

　三塁ベンチから見つめた佐々岡監督は、「高卒でこの時期に投げられる。素晴らしい投手。来年、必ず出てくる投手だと思います」と好印象を抱いていた。