平成最初の甲子園V投手 落合氏から学んだ信念で決めた転身先「人と同じことやってたらダメ」

[ 2020年1月29日 16:35 ]

ナゴヤドーム近くでわらび餅店を経営する元プロ野球・中日の山田喜久夫氏
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 プロ野球元中日の山田喜久夫氏(48)が、28日放送のMBSテレビ「OFLIFE」(火曜深夜1・59)に出演。現役時代に野球解説者の落合博満氏(66)から学んだことや、故星野仙一氏(享年70)からの金言について語った。

 山田氏は、1989年(平元)に平成初の甲子園で行われた選抜高校野球でエースとして東邦高校を優勝に導いた。同年に中日からドラフト5位指名を受けて入団、94年には優勝を争う巨人とのシーズン最終戦“10.8決戦”に2番手として登板するなど救援投手として活躍。99年広島へ移籍し同年に28歳で現役を引退した。現在は、ナゴヤドーム近くでわらび餅店を経営。原料にこだわった自慢のわらび餅は「ほかのお店よりはプルプルで、1回食べてもらうとわかると思う」と語った。季節を問わず客足が途絶えることはなく、現役時代を知るファンも来店している。

 わらび餅職人への異色の転身について「12球団で、(引退した人が)誰も和食職人になっていなかったということ。それだけです。人と同じことやってたらダメだから」と山田氏。

 「人と同じことをやっていてはダメ」という信念は、落合氏の姿から学んだという。現役時代、山田氏がホテルの落合氏の部屋へ行ったところ「パンツ一丁で汗だくになって『今ちょっとスイングしとった』って。部屋の畳が擦り切れてた」という。天才と言われた落合氏の影の努力を明かし、「(一流選手は見えないところで)やっとるわ。素晴らしいよ」と回想した。

 また、「お客さんとつながること」を大切にしてきたという山田氏は、中日監督時代の故星野氏の「人脈は金では買えんぞ」という金言を大事にしているとも明かした。星野氏は、選手の妻の誕生日に花をプレゼントするなどの気配りをしていたといい、「旦那が愚痴言って帰ってきても、奥さんはそりゃあ星野仙一の味方だよ。そういうところはうまいと思う」と振り返った。自身が作ったわらび餅を食べてもらった時には「『もっとマズいと思ったけど、意外とうまいな』って言われましたね」と笑顔で話していた。

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