阪神移籍のスアレス 虎カラーを意識して来日「活躍できることを見せたい」

[ 2020年1月29日 05:30 ]

黄色のパーカー&黄色のスニーカーで来日したスフレス(撮影・後藤 正志)
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 阪神のロベルト・スアレス投手(28)が28日、関西国際空港着の航空機で来日した。黄色いパーカとスニーカーで登場したため、タイガースカラーを意識したのかと問われると、ニヤッと笑って「そうだよ」と即答。日本は5年目となるだけに、取材対応にも慣れた様子をうかがわせた。

 ソフトバンクで4年間プレーしたが、昨年オフに自由契約となり阪神移籍。「うれしい気持ちですし、もう一回タイガースに契約していただいたので、また一生懸命に頑張って活躍できることを見せたいです」と第一声を発した。

 ソフトバンク1年目の16年に58試合に登板。最速161キロの速球を武器に2勝6敗1セーブ、26ホールドの成績を残した。しかしベネズエラ代表で出場した17年のWBCの大会中に右肘を負傷。同年4月に「右肘内側側副靱帯再建手術(トミージョン手術)」を受けた。昨年は先発に転向したものの0勝4敗に終わっていた。

 阪神で期待されるポジションは先発か中継ぎか未定だが「自分は全力を尽くすだけなので。みなさんにいいように迎えてもらうために頑張るだけ。初めてのセ・リーグだけど今までやってきたことを出せればいい」と腕をぶす。8人で4枠を争う激戦の助っ人バトルだが、経験値では間違いなく一歩も二歩もリードする。(畑野 理之)

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2020年1月29日のニュース