白熱!巨人先発5枠の争奪戦 合同自主トレ初日に10投手がブルペン入り

[ 2020年1月29日 05:30 ]

初日からブルペンに入った巨人の(左から)高木、高橋、古川、畠(撮影・森沢裕)
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 巨人の合同自主トレが28日、宮崎県総合運動公園内で始まり、初日から10人の投手がブルペン入りした。東京五輪が開催される今季は、シーズン開幕が約1週間前倒し。キャンプ中の実戦も早まるが、6枠ある先発ローテーションで当確はエースの菅野智之投手(30)しかいない。2年目の戸郷翔征投手(19)ら若手投手陣のサバイバルが始まった。

 ウオーミングアップ、キャッチボールを終えた投手陣が、次々とブルペンに向かった。木の花ドームの5席あるブルペンはあっという間に埋まる。一気にヒートアップ。戸郷の言葉にも力が宿った。

 「いい感じで投げられました。(2年目の)今年は(キャンプの流れが)分かっている分、早く進むと思う。アピールしたい」
 直球のみ、35球。途中からは捕手の小林を座らせた。ミットに向かい伸びていくボール。小林も「いいね!」「ナイスボール!」と声を掛けた。「今日は小林さんが捕ってくれて力も入った。キャッチボールでは(脱力を)しっかりと意識したい」と汗を拭った。

 戸郷を含めて計10人の投手がブルペン投球を行った。春季キャンプ前の合同自主トレ初日は例年、5人前後が投げ込むことが多い。だが、今年は違う。東京五輪の開催により開幕日が約1週間早い。原監督も既に「開幕が早いし、早めに選手たちは仕上げてきてくれと言っている」と指示している。

 先発陣に限れば、心を揺さぶる要素がもう一つある。ブルージェイズに移籍した山口を欠く先発陣に対し、宮本投手チーフコーチはローテーションが確定している投手について「(菅野)一枚でしょう」と明言。6枠中、5枠が空席だ。原監督も20日のスタッフ会議後「山口の穴、その数字をどう埋めるかが大事」と話すなど、チャンスは広がっている。

 戸郷が「一番は真っすぐ」とアピールポイントを磨けば、16年から2年連続2桁勝利を挙げ先発再転向を志願している田口も「しっかりアピールしないといけない」と牙を研ぐ。昨季8勝を挙げた桜井や昨年のドラフト1位・高橋らもいる。新加入組では韓国SKで17勝をマークしたサンチェスも控えている。

 当初はブルペンを予定していなかったベテランの中継ぎ・大竹も10人目として投げ込んだ。合同自主トレ初日だったが、キャンプ初日の2月1日のような熱気に包まれた。 (川手 達矢)

 ▼巨人・桜井 順調です。オフにやりたいことはできた。

 ▼巨人・高橋 内容も大事だけど、まず(キャンプやオープン戦で)結果を出さないといけない立場なので。

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