オリックス・ジョーンズ 素手でフリー打撃 米449発ゲレロ氏直伝練習法 27日は道頓堀散策

[ 2020年1月29日 05:30 ]

室内で始動したオリックスのジョーンズはフリー打撃に汗を流す(撮影・井垣 忠夫)
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 楽しい時間を回想すると、オリックスの新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(34)の顔には自然と笑みが広がった。26日に来日し時差ぼけ解消のため休養日とした27日は新たな本拠地となる大阪の街を散策。「5、6時間はいたかな」と明かした場所は、大阪を代表する道頓堀だった。

 「アメージングな街だね。いろんな店、レストランがあって、すごいと思った。(携帯電話のビデオ通話で)妻に見せながら街を歩いていたよ」

 シンガポールやタイを観光したことはあるというが、日本は初めて。事前に動画などで調べていたが「実際に見て驚いた。人も多かった。ただ、太らないようにしないといけないね」と、お好み焼きやたこ焼きといった「粉もん文化」がある、くいだおれの街に好印象を抱いたようすだ。

 この日は大阪・舞洲の球団施設を初訪問。午前8時半からウエートトレーニングなどを行った後、室内練習場でキャッチボールやティー打撃。最後はフリー打撃で23スイングを披露した。球団関係者が用意した打撃用手袋は使わず、素手でバットを握った。494本塁打を記録しドミニカ共和国出身の野手で初めて米国野球殿堂入りした、元同僚のウラジーミル・ゲレロ氏から学んだことだと明かし「(練習では)ずっと続けている。しっかりバットをコントロールして素手で打球の感触を確かめること」と、メジャー通算1939安打を放った広角打法の秘けつの一部を明かした。

 ゴールドグラブ賞4度受賞が示す通り、キャッチボールだけでも柔らかいグラブ使いは一目瞭然。初めて使用する日本の公式球に対しても「しっとりしているから、しっかり投げられる。打つ方でも、外野スタンドにしっかり飛んでくれそう」と好感触を得た。

 西村監督の構想では吉田正に続く4番を期待される。「ルーティンを大事に、やることをやって開幕に向けて準備したい。日本には8カ月ぐらいいることになるが、できるだけ長くいたいね」。最後の言葉はもちろん、レギュラーシーズン後のプレーを意味する。メジャー通算282本塁打を誇るアメージングな打撃で勝利を呼び、秋に大阪の街を歓喜させる。(鶴崎 唯史)

 ▽ウラジーミル・ゲレロ ドミニカ共和国出身で、18歳だった93年にエクスポズと契約。96年にメジャーデビューし、99年には初の球宴出場を果たした。01、02年に2年連続で「トリプルスリー」を達成。04年にエンゼルスに移籍。同年に打率.337、39本塁打、126打点の成績で地区優勝に貢献、リーグMVPに輝いた。通算2590安打はドミニカ共和国出身の選手で歴代2位。強肩でも鳴らした。17年野球殿堂入り。

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