阪神 ドラ1西純矢 背番号「15」は遠縁・西勇輝と連番 目標は世界一&沢村賞

[ 2019年12月3日 05:30 ]

全員で矢野ガッツを決める(前列左から)遠藤、及川、(中列左から)井上、矢野監督、西純矢、(後列左から)奥山、小川、藤田、小野寺(撮影・大森 寛明)
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 阪神は2日、大阪市内のホテルで育成選手を含む8選手の「新入団選手発表会」を行った。ドラフト1位の西純矢投手(18=創志学園)は将来の目標として、侍ジャパンでの世界一と沢村賞受賞を掲げた。1年目からの先発ローテーション入りにも意欲を見せた最速154キロ右腕。背番号は遠縁にあたる西勇輝投手との連番になる「15」に決まった。

 伝統のタテジマを身にまとうと、自然と気持ちは高ぶった。世界へ羽ばたく、投手になりたい――。ドラフト1位右腕・西純矢が抱く野望は、そのスケールと同様に大きかった。

 「タテジマのユニホームを着て、身が引き締まる思いです。野球をやっている上で代表で戦うというのは目標。U18では結果として残念だったので、今度はトップチームでその時の無念を晴らせたらいいなと思う。プレミア12で世界一になっていて、かっこいいなと思いましたし、プロでトップチームのジャパンに入りたいです」

 高校日本代表として臨んだ9月のU18W杯では、悔しさだけが残った。4試合で防御率1・35。打っては2本塁打と奮闘したが、チームはまさかの5位に終わった。対照的に11月に開催されたプレミア12では、侍ジャパンが世界一に君臨。将来の明確な目標として、トップチームでのプレーが定まった。

 「自分のセールスポイントは強気の投球なので、(ファンの方を)喜ばせて、将来的には沢村賞を目指せるような投手になりたいと思う」

 世界を目指すには、まずは猛虎の一員として結果が求められる。まずは1年目からの先発ローテーション入りに意欲。その延長線上には、先発完投型の本格派投手に授与される「沢村賞」の受賞を見据えた。

 正式に発表された背番号15は遠縁・西勇輝との連番にあたるが、因縁はそれだけではなかった。持ち球の一つであるスライダーは、高校1年時に指導を受けた阪神OB・藤田太陽氏から握り方を伝授された。その藤田氏は00年の阪神ドラフト1位で、背番号も同じ15。その当時から猛虎とは、赤い糸で結ばれていたのだろう。

 「あまり、とらわれすぎずに打者に集中していきたい」

 2年夏の甲子園大会で物議を呼んだガッツポーズには自然体で臨む姿勢を示した。ただ、矢野監督からは「西=ガッツポーズとか、そうなればプロとして魅力ある選手になってると思う」と肯定されており、強気の投球スタイル自体はプロでも不変だろう。未来のエースとして期待される154キロ右腕。サクセスロードへの第一歩を、力強く刻んだ。(長谷川 凡記)

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