【大阪】門真西・高取 10回7失点も21奪三振!9人野球の府立校、目標の「夏3勝」に向け奮闘

[ 2019年7月12日 19:12 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会1回戦   門真西11―7咲くやこの花 ( 2019年7月12日    豊中ローズ )

<大阪大会 咲くやこの花・門真西>先発の門真西・高取は10回を投げ21奪三振の力投を見せる(撮影・後藤 大輝)  
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 9人野球の府立校に新星が表れた。門真西先発・高取将之介投手(3年)が10回7失点ながら21奪三振を記録。192球を投じたため、11回はマウンドを譲ったが「結果は後からついてくると思って、全力で投げた。気持ち的にはまだまだ行ける感じだった」と満面の笑顔だった。

 立ち上がりから全開だった。初回から直球主体の投球を展開。2回先頭から8連続三振を奪うなど力で押しまくった。カーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームと持ち球は豊富だが、使用したのは直球とカーブ、スライダーのみ。「一番自信のある球で勝負した」。21奪三振の決め球はほとんどが直球だった。

 まさに天然素材だ。直球の最速は昨夏の時点で「120キロ出るか出ないか」。1年が経過し、球速は大幅にアップした。その理由は本人にも分からない。球速アップの練習は「これと言って、やったことはない」と笑う。これまで江籠拓朗監督(29)の指導方針で投げ込み、ウエートトレを一切行わず、球速を計ったこともない。「体が大きくなったことでしょうか…」。身長、体重は入学時よりそれぞれ約10センチ、15キロアップして1メートル78、65キロ。エースは困った顔で「成長」を球速アップの要因に選び「多分、130中盤くらいは出ているんじゃないでしょうか…」と感覚をもとに、自己申告した。

 正式な部員は8人。大会前の練習から、経験者1人を加えて出場にこぎ着けた。大黒柱だけに、故障はおろかアクシデントも許されない状況でマウンドに立っているが「もう慣れたので、大丈夫です」とさわやかに笑い飛ばす。無限の可能性を示した右腕が、目標の「夏3勝」に向け、奮闘する。

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