ノムさん健在!代打で“強振” ヤクルト50周年で「スワローズドリームゲーム」

[ 2019年7月12日 05:30 ]

スワローズ・ドリームゲーム   スワローズレジェンズ6―3ゴールデン90S ( 2019年7月11日    神宮 )

4回無死、(左から)川崎氏、古田氏に支えられながら代打で登場した野村氏は空振りする(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトの球団設立50周年を記念した「スワローズドリームゲーム」が行われ、多数のOBが野村克也監督(84)率いるゴールデン90Sと若松勉監督(72)率いるスワローズレジェンズに分かれて対戦した。

 野村監督は4回無死、代打で出場。古田敦也氏、真中満氏、川崎憲次郎氏らに支えられて打席に立った。1球目はボールで、2球目は空振り。ここで若松監督に敬遠を申告された。「古田が演出したんだ。久しぶりに中越えの本塁打を打ちたかった」と悔しがったが、3度の日本一に導いた思い出を振り返り「ヤクルトには足を向けて寝られない」と、しみじみ。試合後のセレモニーでは「今は最下位。“何をやってんだ”というのが正直な気持ち。一日も早く最下位を脱出して優勝戦線に加わってもらいたい」と叱咤(しった)激励していた。 (黒野 有仁)

○…ドリームゲーム開催を記念して球団から全出場選手にZETT社製のグラブが贈られた。スワローズレジェンズにはオレンジ、ゴールデン90Sには黒。「50周年記念」と日付を刻印され、個々の氏名の刺しゅうも入った。小川監督は「記念の品を頂いて、ありがたいなと思います」と感謝していた。

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2019年7月12日のニュース