【千葉】千葉英和、初戦突破 背番号1・脇ノ谷、母へ感謝のサヨナラ打

[ 2019年7月12日 14:27 ]

高校野球千葉大会1回戦   千葉英和5―4市立千葉

髪型も自由な千葉英和・脇ノ谷
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 千葉英和の背番号1・脇ノ谷海里(3年)がサヨナラ打を放って、初戦を突破した。

 「2番・中堅」で先発出場したが、6回に2―4と逆転された直後2死二塁の場面で2番手のマウンドに上がった。

 2年生バッテリーの失策が続いて、窮地での登板となったが「とにかく低めを意識した」と落ち着いていた。雨で滑ったボールで先頭打者に死球を与えたが、次の打者を三振に仕留め、試合を立て直した。

 8回も2死一、二塁のピンチを背負ったが9番打者を空振り三振に取り、反撃のチャンスを待った。

 2点を追う最終回、辛抱が報われた。6番から始まった攻撃。1番・森脇が同点とする2点二塁打を左翼線に放つと、脇ノ谷に打席が回ってきた。「流れがあったので打てると信じていた」。外角スライダーを捉えたバットが右前にサヨナラ打を叩き出した。

 自由な校風は野球部も同じ。ナインで丸刈りは、ほとんどいない。伊藤修次監督は「昔から丸刈りの子は少ない。自由ですから。(髪型は)自分たちで決めています」と自主性を重んじる。

 脇ノ谷も新チーム結成した昨秋「気合いを入れるため」に丸刈りにしたが、今は普通に伸ばしている。髪型にこだわりはないが、背番号1にはこだわった。「中学時代は7番だった。母に“高校では1番が見たい”と言われたので」。自主練習のために毎朝6時に起床すると、母親はすでに起きて朝食を用意してくれている。夜遅く帰宅した後は練習着の洗濯だ。

 「本当に感謝している」。この日も雨中で応援してくれたスタンドの母親のため、次も勝って恩返しを続ける。

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