DeNA・上茶谷、不運再び…2試合連続で勝利投手の権利得て降板もプロ初勝利届かず

[ 2019年4月9日 22:55 ]

セ・リーグ   DeNA―阪神 ( 2019年4月9日    甲子園 )

<神・D> プロ初勝利がお預けとなり、ベンチでぼう然とする上茶谷(右から3人目)(撮影・大森 寛明)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー、上茶谷大河投手(22=東洋大)が勝利投手の権利を得ながら2試合連続でプロ初勝利を逃した。

 甲子園球場で行われた阪神戦でプロ2度目の先発登板。6回8安打3失点で勝利投手の権利を得て降板した。

 降板した時点でチームは8―3と5点をリード。だが、7回に登板した2番手のエスコバーが1/3回で3失点して2点差に追い上げられると、8回には4番手・パットンが代わりバナの先頭・梅野にソロ本塁打を浴びて1点差。

 さらに続いた2死満塁のピンチにラミレス監督は守護神・山崎を投入したが、福留の打ち取ったフライを右翼手のソトが落球して満塁の走者一掃。結局この回計6点を失い、大逆転負けとなった。

 それでも「2死から四球を与えたり、修正を試みても高めに浮いてしまった」と反省点を口にした。

 上茶谷はプロ初登板初先発となった2日のヤクルト戦(神宮)で7回6安打1失点、7三振を奪う力投を見せたが、2番手・パットンの1回4失点で初勝利がフイに。この日、2/3回を投げたパットンは再び4失点(自責1)で敗戦投手となった。

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