DeNA・上茶谷 今度こそプロ初勝利なるか 5点リード、6回3失点で降板

[ 2019年4月9日 20:30 ]

セ・リーグ   DeNA―阪神 ( 2019年4月9日    甲子園 )

<神・D>先発の上茶谷(撮影・坂田 高浩)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー、上茶谷大河投手(22=東洋大)が9日、甲子園球場で行われた阪神1回戦でプロ初勝利を懸けて2度目の先発登板。6回8安打3失点で勝利投手の権利を得て降板した。

 2回、2死走者なしから鳥谷、中谷に連打され、梅野に3連打目となる右翼線三塁打を許して2点先取された上茶谷。味方打線が4回に筒香の4号2ランと大和の右犠飛で3―2と逆転に成功するも、その裏に投手のガルシアに適時打されて追いつかれるなど苦しいマウンドが続いた。

 だが、同点とされた直後の5回、味方打線がガルシアをKOし、一挙4点を取って7―3と勝ち越し。5回、6回を無失点で切り抜けると、味方打線は7回にも中井の1号ソロで加点して8―3とリードを広げた。

 その裏のマウンドにも向かった上茶谷だったが、先頭打者に代打・近本が告げられると、ここで降板。上茶谷の投球内容は6回で打者26人に97球を投げ、8安打3失点。3三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 上茶谷はプロ初登板初先発となった2日のヤクルト戦(神宮)で7回6安打1失点、7三振を奪う力投を見せたが打線の援護に恵まれず、2番手・パットンの1回4失点もあって初勝利を逃している。

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2019年4月9日のニュース