阪神 7回に反撃開始、8回には梅野が1点差に迫る今季1号ソロ

[ 2019年4月9日 21:15 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2019年4月9日    甲子園 )

<神・D>8回無死、左越えソロの梅野は雄たけびをあげながら近本とハイタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 阪神が7回に反撃を見せた。

 先頭の代打・ドラフト1位の近本が中前打を放って出塁すると、盗塁に悪送球が絡み三塁まで進塁して好機を演出。続く糸原が四球を選び1死一、三塁の好機に糸井が右前に適時打を放ち反撃ののろしを上げると、暴投でさらに1点を追加した後、福留も右前に適時打を放ちこの回3点を挙げた。DeNAに8得点を許し、沈んでいた甲子園のスタンドも息を吹き返し、反撃ムードとなった。

 さらに6―8と2点を追う8回、先頭の正捕手・梅野がパットンの高めの直球を振り抜くと、打球は左翼スタンドに消えた。1点差に迫る今季1号ソロ。聖地の大観衆が揺れた。

 2回には先制の2点適時三塁打を放っており、この日2本目の長打。4回の右前打と合わせて猛打賞だ。6回と8回には盗塁も2度刺しており、獅子奮迅の働きを見せている。左足薬指を骨折しているとは思えない活躍ぶりで、満員のスタンドを大いに沸かせた。

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