阪神・矢野監督も大興奮「ガッツポーズ何回もしちゃいました」勢い余って？ウイニングボールは紛失

セ・リーグ   阪神12―8DeNA （ 2019年4月9日    甲子園 ）

＜神・D＞8回、敵失で生還したナインを出迎え、ガッツポーズをする矢野監督（右から2人目）（撮影・坂田　高浩）
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　甲子園の今季開幕戦を終盤に5点差をハネ返す劇的な勝利で飾った阪神の矢野監督はさすがに興奮を抑え切れなかった。

　1軍監督としての甲子園初勝利に「いや～…忘れられない1勝になりそうですね」と第一声。5点ビハインドから7回に3点、8回に6点を取っての大逆転勝ちをベンチでどう見てたか聞かれると「いや～もう、流れはきてたんですけど。選手たちがね、相手のミスはありましたけど、本当に諦めないでやってくれた結果だと思うので。もうガッツポーズ何回もしちゃいました」と喜びを爆発させた。

　甲子園初勝利のウイニングボールについては「どっかいっちゃいました」とし、「そんなものはいいです」と笑顔。「きょうの試合でタイガースファンの皆さんも喜んでくれたと思いますし、本当にチームにとってもメチャクチャ大きい1勝になると思うので、最高です」と声を弾ませた。

　最後には骨折中の梅野がサイクル安打を達成するというドラマのような劇的勝利。「今シーズンずっとこの試合をきっかけというか思い出して、1年間戦っていくような試合になりそうですね」と破顔一笑の指揮官だった。