中日 適用拡大のリクエストでピンチ防ぐ

[ 2019年4月9日 20:06 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2019年4月9日    ナゴヤD )

<中・巨>6回1死一塁、吉川尚の遊ゴロでベースカバーに入った堂上の足に一走・ビヤヌエバの足が当たり、規定適用により打者とともにアウトとなる(撮影・村上 大輔)
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 中日が今季から適用が拡大されたリクエスト制度を使って、ピンチを防いだ

 6回1死一塁。打者・小林が放った打球を遊撃手・京田が捕球し、二塁ベースカバーに入った堂上に転送。まず2アウト目を奪った。堂上はすぐさま一塁へ転送し、併殺プレーを完成させようとしたが、一塁走者・ビヤヌエバのスライディングを足に受け転倒し、投げることができなかった。

 これに対し、中日ベンチがすぐさまリクエストを要求。リプレー検証の結果、責任審判の西本一塁塁審が「規則適用と判断し、打者走者の小林選手をアウトとし、ビヤヌエバ選手には警告を与えます」と場内アナウンスで説明。小林は3アウト目で、攻守交代となった。

 昨季から導入されたリプレー検証制度「リクエスト」。今季からは適用範囲を拡大し、二塁などでの併殺阻止を狙った危険なスライディングや本塁での衝突プレー(コリジョン)などもリクエストできることとなった。

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2019年4月9日のニュース