ソフトB柳田、左膝裏肉離れで全治3週間 工藤監督「痛いなんてものではない」

[ 2019年4月9日 05:30 ]

左半膜様筋腱損傷で抹消された柳田は迎えの車に乗り込み左足を触る(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは8日、柳田悠岐外野手(30)が福岡市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受け「左半膜様筋腱損傷(肉離れ)」で全治3週間と診断されたと発表した。この日、出場選手登録を抹消された。柳田は7日のロッテ3回戦(ヤフオクドーム)の7回に三盗した際に左膝の違和感を訴え途中交代していた。代わって真砂が昇格する。

 この日、治療のためにヤフオクドームを訪れた柳田は「チームに迷惑を掛けて申し訳ない気持ちが一番。起こったことはしょうがない。時間を無駄にしないように、それだけを考えている」と話した。足取りはしっかりしており、きょう9日も治療を行い、早ければあす10日からリハビリ組に合流する。

 ここまで打率・355、4本塁打、14打点の大黒柱の離脱に工藤監督は「痛いなんてものではない。誰か一人で柳田くんの代わりはできない。みんなでカバーしていくしかない」と話した。

 開幕前に中村晃が「自律神経失調症」で、今月6日にはグラシアルが「左脇腹痛」で登録を抹消された。リーグ首位を走るが、今度は主砲を1カ月前後欠く。今宮は「代役はいない。大黒柱というか、打線の大将。しっかり治して早いうちに戻ってきてほしい」とし、内川は「帰ってくるときに、しっかり戦える場所を整えておきたい」と力を込めた。

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2019年4月9日のニュース