糸井 フルで出る!虎3年目の目標「矢野監督を胴上げ」

[ 2019年1月23日 06:18 ]

アンダーアーマーのウエアをPRする阪神・糸井(撮影・荻原 浩人)
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 阪神の糸井嘉男外野手(37)は22日、都内で開催されたイベントに参加し、移籍3年目を迎える今季目標に「全試合出場」しての「矢野監督胴上げ」を掲げた。Vの使者として期待されたが、過去2年はケガの影響で不本意なシーズンを送ってきただけに、3度目の正直で自身にとっての悲願も果たす。

 オレンジ色のタンクトップからむき出しになったパンパンの両腕からも、糸井の肉体がさらなる進化を遂げていることは容易に想像がつく。フリーエージェント権を行使しオリックスから移籍3年目。「骨折とかあって(過去)2年連続で110試合台で終わっている。規定(打席)とかには乗ってても自分の中では全然納得はいっていない。FAで来ているし、全部(試合に)出て貢献したい」とぶ厚い胸を張って今季にかける思いを素直に吐露した。

 阪神に移籍した17年は114試合で18年は119試合の出場のみ。昨年は打率・308、16本塁打、68打点と過去の成績と比較してもまずまずの数字だったが、日本ハムやオリックス時代にはなかった出場試合数の少なさが、何よりも引っかかった。それだけに、矢野新監督となった今季はスローガン同様“オレがヤル”と意気込む。

 年明けから17日までは沖縄で、例年同様にソフトバンク・柳田、オリックス・吉田正ら球界を代表する左打者と自主トレーニングを行った。「見てたら全然違う。こっちが刺激をもらう。あの二人も球界を代表する左打者になっているので勉強になったりしています」と昨年以上に収穫が多かったことも明かした。

 7月で38歳を迎えるベテランは、チームとして05年以来、14年ぶりのリーグ優勝はもちろん、その先の日本一も当然、狙っている。自主トレ仲間のソフトバンク・柳田は日本シリーズ2連覇を達成しており「飽きてるじゃない。一回ぐらい分けてほしい」と周囲の笑いを誘う、糸井節も飛び出し、順調な調整ぶりをうかがわした。

 「矢野さんを胴上げしたい。そのためにチーム一人一人がもっとレベルアップしないといけないと思う」

 過去は過去――。2月1日からは、春季キャンプもスタートする。西とともにVの鍵を握る存在。今年こそ、「超人」にふさわしい活躍を全試合にわたって披露する。(長谷川 凡記)

 <阪神移籍後の糸井>▽17年 1月の自主トレ中に右膝の関節炎が再発し、春季キャンプは別メニュー調整。3月31日の開幕・広島戦には間に合った。6月9日のソフトバンク戦で左太腿裏を負傷し、その後4試合に代打で出場。7月17日の広島戦では空振りした際に体勢を崩して途中交代し、翌18日に右腹斜筋筋挫傷で登録抹消。復帰に約1カ月を要した。

 ▽18年 6月30日のヤクルト戦で受けた死球により右腓骨を骨折し、7月3日に登録抹消。選手間投票で選出されていた球宴に強行出場し、同21日に1軍へ復帰した。9月29日に左肩腱板部分損傷のため登録抹消。残り11試合に出場せず、シーズンを終えた。

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