ヤクルト育成2位・松本 逆風何の!フリー打撃で豪快3発

[ 2019年1月23日 05:30 ]

打撃練習をするヤクルト・松本
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 ヤクルトの育成2位・松本(BC福井)が新人合同自主トレのフリー打撃で約50スイング中、3本の柵越え。うち2本をバックスクリーンに運んだ。「自分の売りは打撃力」と話したが、戸田球場の中堅フェンスまでの距離は、神宮より2メートル長い122メートル。逆風を強烈な打球で切り裂いた。

 BC福井に所属した昨年、東福岡の先輩で現在、巨人でファーム打撃兼内野守備コーチを務める村田氏が所属する栃木と対戦。1本塁打含む4安打を放った。その時、村田氏は旧知のヤクルトのスカウトに「何でこんなにいいやつがここにいるんだ」と驚きの声を上げたという。松本自身も試合後、あいさつに出向くと「打撃がいいね」と声を掛けられた。

 今季、イースタン・リーグの巨人戦で村田コーチとの再会を心待ちにする。「対戦するときに良い打撃ができたらいい」。目標は支配下登録を勝ち取り1軍での出場。その前に先輩に、成長した姿を披露する。 (黒野 有仁)

 ◆松本 友(まつもと・ゆう)1995年(平7)2月5日生まれ、福岡県出身の23歳。東福岡から明治学院大に進学し、BC福井入り。18年ドラフトでヤクルトから育成2位で指名を受け入団。1メートル80、82キロ。右投げ左打ち。

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2019年1月23日のニュース