ソフトB 両軍計6発28安打の乱打戦制し1勝1敗タイに 8年越し本拠ヤフオクDで日本S10連勝

[ 2018年10月30日 22:31 ]

SMBC日本シリーズ2018第3戦   ソフトバンク9―8広島 ( 2018年10月30日    ヤフオクD )

<ソ・広>6回2死一、二塁、3ランを放ったデスパイネは左足を大きく上げる決めのポーズ(撮影・岡田 丈靖)
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 「SMBC日本シリーズ2018」第3戦は30日、ヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが、両軍計6本塁打、28安打が飛び出す乱打戦の末、広島を9―8で下し、1勝1敗1分けのタイとした。

 1点差に迫られた6回2死から柳田悠岐外野手(30)の適時内野安打、アルフレッド・デスパイネ外野手(32)の3ランと、怒とうの4連打で4点、7回には途中出場の高谷裕亮捕手(36)のソロアーチで逃げ切った。チームは本拠ヤフオクドームでの日本シリーズでは11年の同シリーズ第7戦から8年越しで10連勝とした。

 壮絶な乱打戦を制した。ソフトバンクは4回、6番・中村晃と8番・今宮の適時打で、今シリーズ初めて先制した。4―3と追い上げられた6回には2死から2番・明石と3番・グラシアルの連打で一、三塁とし、4番・柳田の三塁への適時内野安打、5番・デスパイネの右越え3ランと怒とうの4連打でこの回、4点を追加。7回には途中出場の高谷のソロアーチで9―3とした。8回に5番手・加治屋が安部に満塁弾を被弾するなど1点差に追い上げられたものの、リードを守り切った。

 広島は安部と鈴木がそれぞれ2本塁打ずつの計4発、安打数でもソフトバンクを上回ったが届かず。初回に1番・田中が二塁盗塁に失敗。ソフトバンクの甲斐と高谷の両捕手の前に、これまで計5度の企図で全て失敗と、リーグトップの95盗塁を誇った機動力を封じられたのが響いた。

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