広島“超攻撃型オーダー”で鬼門突破へ バティ&メヒアWスタメンも

[ 2018年10月30日 05:30 ]

広島駅から新幹線で博多へ移動するバティスタ(右)とメヒア(撮影・島崎忠彦)
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 SMBC日本シリーズは30日、ヤフオクドームに舞台を移して第3戦が行われる。敵地ではDH(指名打者)制が採用され、広島・緒方監督はバティスタ、メヒアのスタメン起用に含みを持たせた。セ球団は13年第6戦の巨人を最後に敵地で12連敗中。一筋縄ではいかない戦いなら、ドミニカ砲を併用する超攻撃型オーダーで鬼門突破あるのみだ。

 本拠地での第1、2戦を1勝1分で終えた広島ナインは、30日からの3連戦に備えて福岡入り。リラックスした表情で宿舎に入った緒方監督は「外国人枠もあるから、いろいろ戦い方を考えている」とし、DHの人選に含みを持たせた。

 候補はバティスタ、メヒアのドミニカ砲に実力者の松山ら。第3戦の予告先発は左腕・ミランダで、左打者が被打率・262なのに対し、右打者には同・118と滅法強い。データ上は松山だが、高ヘッドコーチはニヤリと笑って言う。

 「左打者の数字がいいのは、レギュラー級が対戦しているから。バティスタは練習でも調子がいいし、(ドミニカの)2人を使う可能性は十分ある」

 メヒアには実績もある。ウエスタン・リーグながらソフト相手には打率・310、8本塁打、26打点と打ちまくり、対ミランダも3打数1安打4打点。7月26日(由宇)の対戦では、フルカウントから左翼芝生席に満塁弾を叩き込んでいる。

 「2人で出たらいいコンビになると思う。狭い球場だから一発を打てる可能性も高い。自信もある」。メヒアがそう言って鼻息を荒くすれば、バティスタも負けじと「ホームランを打つ自信はあるけど、狙わずにコンタクトを心がける。活躍したい」と意気込んだ。

 一発の魅力を持つドミニカ砲を、先発オーダーに組み込む超攻撃型オーダー。バティスタとメヒアが今季同時先発したのは8月3日のDeNA戦、同7日の中日戦と2回あり、チームは1勝1敗ながら、2人はいずれも安打をマーク。打線も2試合で12点を挙げた。

 敵地での頂上決戦は一筋縄ではいかない。何しろ、セ球団は13年第6戦の巨人を最後に実に12連敗中。広島も16年に札幌で悪夢の3連敗を喫した。逆にソフトバンクは本拠地で滅法強く、11年第7戦で中日を下して以来、破竹の9連勝中だ。

 「自分たちの野球をやるだけ。1戦1戦、頑張っていきたい」

 指揮官は言葉に力を込める。普通に挑んだのでは苦戦必至。ならば超攻撃型オーダーで鬼門粉砕あるのみだ。敵地で1つでも勝てば見える頂点。バティスタ、メヒアの競演、アベック弾に期待だ。(江尾 卓也)

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