阪神、ドラ1近本らはキャンプ1軍スタートへ 矢野監督「自分の目で力量見たい」

[ 2018年10月30日 08:00 ]

笑顔で練習を見守る矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神は29日、甲子園球場での秋季練習を打ち上げた。矢野燿大監督(49)は今秋ドラフト会議で指名した即戦力候補について言及。来春の沖縄キャンプで1軍スタートさせる方針を明かした。ドラフト1位された近本光司外野手(23=大阪ガス)、3位指名の木浪聖也内野手(24=Honda)、4位指名の斎藤友貴哉投手(23=Honda)の社会人3選手は内定。若手底上げを目指す矢野阪神が、未完の大器にも大きな期待を寄せた。

 冬の到来を待たずして、期待は膨らむばかりだ。2月1日からの来春キャンプは約3カ月も先。しかし、矢野監督の胸の高鳴りは日に日に増している。育成選手を含めて7選手を指名した今秋ドラフト。即戦力と位置づける新人に関しては、来春の沖縄1軍キャンプに帯同させる方針を早くも明かした。

 「(1軍で見たい?)うんうん。3人とも。出来れば。初めに自分の目で、どれぐらいの力量なのか見てみたいというのが正直なところだけどね」

 うそ偽りのない本音だった。監督就任後、初めて臨んだドラフトでは、金の卵の指名に成功した。7選手の内訳は社会人3、独立リーグ2、高校生2。その中でも近本、木浪、斎藤の社会人3選手については、沖縄キャンプに招集する意向を示した。即戦力として指名している分、自らの目で動きをチェックしたい考えだ。

 「社会人を獲るということは、ある程度使えると思って指名しているから見てみたいなと」

 社会人No・1外野手の呼び声高い近本は、今年の都市対抗で打率・524を記録して初優勝に貢献した。広角に打ち分けるシュアな打力に加えて50メートル5秒8の俊足も魅力だ。木浪は走攻守そろった遊撃手で、斎藤は1メートル84センチの長身から繰り出される最速153キロの直球で打者を圧倒する。し烈なレギュラー争いに食い込めるだけの逸材であることは、指揮官も認める。

 「まだ確定はしていないけど、新人の3人を(1軍キャンプ候補に)指名したということはチーム全体にいい影響を及ぼすと思うからね。みんな競争していきながら、いいキャンプになると思う」

 正式決定は年明けの新人合同自主トレでの調整次第だが、新戦力が加入することでチーム内の競争はより激しさを増す。大きな希望を背負う矢野チルドレン。吹き込む新風に早くも注目が集まる。(山本 浩之)

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