中日・岩瀬 万感!1002試合登板 福留K斬り締め

[ 2018年10月14日 05:30 ]

セ・リーグ   中日2―3阪神 ( 2018年10月13日    ナゴヤD )

<中・神>阪神・藤川(右端)らも加わり、胴上げされる岩瀬(撮影・坂田 高浩)
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 中日・岩瀬仁紀投手(43)と荒木雅博内野手(41)は今季最終戦だった13日の阪神戦で引退試合を終え、それぞれ現役生活に別れを告げた。森繁和監督(63)は最後の采配を白星で飾れず、ファンに謝罪。今季限りでの退任を正式に表明した。

 最後の1002試合目の登板も厳しい場面で迎えた。岩瀬は同点に追いつかれた9回、なおも2死三塁でマウンドに上がった。

 「最後は笑って楽しくと思ったが、普段と同じでした。これもやっぱり野球の怖さ。最後の最後までアウト1つの苦しみが良く分かりました」

 同じ98年ドラフト入団の福留を代打で打席に迎え、初球133キロ直球を外角に決めた後は代名詞のスライダーを2球続けて3球三振を奪った。

 「もしかしたら遠慮してくれたのかな」

 不世出の守護神はセレモニーで涙で声を震わせながら、星野仙一氏や落合博満氏ら歴代の監督に感謝。福留や藤川、高橋ら縁の深い阪神の選手も交ざった胴上げでは8度、宙を舞い、「精神的に強くない自分が9回というポジションを必死に守ってきた。若い子たちには安心して見ていられる投球をして欲しい」と後輩たちにエールを送った。

 プロ野球最多記録となる1002試合、407セーブをはじめ数々の金字塔を打ち立てた背番号13は「最後ぐらい自分に“よく頑張った”と言ってあげたいです」と20年間の長きにわたって酷使し続けた自慢の左腕をねぎらい、ユニホームを脱いだ。(徳原 麗奈)

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