“Gキラー”ライアン小川で初戦落とす「結果が全て。悔しい」

[ 2018年10月14日 05:30 ]

セ・リーグCSファーストS第1戦   ヤクルト1―4巨人 ( 2018年10月13日    神宮 )

<ヤ・巨>7回無死一塁、陽岱鋼に適時二塁打を浴びた小川(後方)(撮影・三島 英忠)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは巨人キラーの小川で初戦を落とし、崖っ縁に追い込まれた。6回1/3を5安打4失点。今季4勝を挙げ、レギュラーシーズン8連勝中だった相手に苦杯をなめた。巨人戦の黒星は16年3月25日以来。「状態うんぬんではない。勝てなかった。結果が全て。悔しい」と厳しい表情で言葉をつないだ。

 初回1死から田中俊に四球を与え、マギーに右越え二塁打を浴びて二、三塁。岡本の右犠飛で先制された。同点に追いついた直後の3回1死では坂本勇に左越えソロを被弾。7回に3点目を失い、1死三塁となったところで降板を告げられ「もうひと踏ん張りしたかった」と悔やんだ。

 昨季は一時抑えに転向して救援失敗が続くなど不調。オフには右肘の疲労骨折で手術を受けた。再起を経てCSで投げる喜びを口にしていたが、先勝に導けなかった。小川監督は「今日は終わってしまった。頑張るしかない」と切り替えを強調した。 (細川 真里)

続きを表示

2018年10月14日のニュース